万年筆のしくみ

万年筆は、どうしてインクが出るのか?

毎日楽しんで、使ってますか?

インクがでるのが当たり前。
ちょっとでも、かすれたりすると、なんかその事ばかり
気になってしまいます。


そもそも、どうやってインクがでるのか?
おおまかにでも、仕組みを知っておくと何かと便利です。

今日は万年筆のしくみについてです。

簡単な原理で出来ています。


重力と毛細管現象。

以上(笑)

万年筆の心臓部は、ペン芯とペン先


インクをペン芯に送りこむ重力とペン先へ導く毛細管現象。


この原理を具現化して、書く事が出来るようにしているのが、

ペン芯であり、ペン先なんです。

ペン芯の設計には、各メーカーの設計思想が現れています。
ペン芯は結構、ハイテクだったします。


そして、もう一つ重要な事があります。


ペン芯には、インクを安定供給させるための溝があります。


例えば、缶の中の水を出す時、穴が一つより、二つ開いていた方が
出しやすい。

というのは、イメージしやすでしょう。
つまり、空気の道が必要なんですね。


それと同じです。

ペン芯には、インクの溝と空気の溝があります。

そして、これらの溝の関連性で、インクの出方を特徴つけることが
出来るんですね。


万年筆は、どこでも使えるのか?

さて、
重力のないところでは、万年筆は書けないんですね。

宇宙ステーションやシャトル内では、使えないってこと。

さらに、
温度変化や気圧の変化にも敏感に反応してしまいます。
振ったり、するような物理的なことにもね。


しくみや原理が分かると、万年筆の作法が、
分かってくるような気がしません?


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