本の中の万年筆その1

花のようなインク

花のようなインク

万年筆というより、そのインクがお話の中心。


本のタイトルを含め、8作品からなる短編集です。
「花のようなインク」は、高校の先生の恋のお話。
先生になって3年目の夏、主人公は職場から近い下宿に住んでいます。

そこの管理人さん?の従姉妹の娘さんがお相手。
夏祭りに行ったり、文通したり(昭和30年代の設定なんでね)・・・・。

この娘さんの好きな色は赤色。

そこで、先生は、ある時意を決して、気持ちを伝えようとします。
彼女の好きな赤色のインクで。

<あなたに伝えたいことがあります。
でも、手紙に書くのはやめます。
今度お会いしたときにお話します。>

そして、返事を待つのですが・・・・。


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