劇中万年筆
映画の中の万年筆その7
ALWAYS 続・三丁目の夕日
続編ですね。
今回も万年筆を中心に見てみました。
主人公茶川がゴジラ?小説を書いてるところ。
芥川賞目指して原稿用紙に向かうシーン。
淳之介がノートになにやら書いてるシーン。
くらいでしょうか。
残念ながら前回に比べると、あまり重要なアイテムとしては扱われていませんね。
そうそう、露天でパーカー?の万年筆を売るシーンがありました。
そのせいで、ある嘘がばれて・・・・・。
そういう意味では、重要な扱いか?
勿論、映画自体はすばらしい作品です。
オープニングのシーンは「寅さんの夢おち」みたいでしたね。
好きな映画なので、ネタばれしないようにこの辺で。
映画の中の万年筆その6
トムとジェリー Vol.6 「天国と地獄」
トムとジェリー Vol.6 「天国と地獄」
子供の頃、夏休みになるとテレビで放送されてました。
ただひたすら、ネコとねずみがやりあうアニメ。
と、誤解していました。(子供の頃の記憶はいい加減なものです。)
こんな、話もあったのですね。
トム(ネコ)が死んでしまい、天国行きか地獄行きかで、条件を出される。
ジェリー(ねずみ)から、今までトムがしてきた事を許してもらえば、天国。
許してもらえないなら、地獄。
一時間以内に書類にサインをもらう為、下界にもどされます。
その書類にサインするペンが万年筆なんです。
レバーフィラー式の万年筆。
さあ、書けと言われて、強い筆圧で書こうとするジェリー。
でもペン先が開いてインクが出ない。
すると、トムがひったくって壁に向かって万年筆を振ります。
壁にインクが飛び散って、そして試し書きしてジェリーに渡します。
なーんて、にくい演出があります。
万年筆には、一度もキャップをしていなかったなあ~。
さあ、トムは天国に行けたのでしょうか?
見てのお楽しみ。
このDVDには、他に13本の作品が収められています。
ほとんど、セリフがなくジェスチャーだけで、進められるドタバタ劇。
大人になった今のほうが、微妙なしぐさの面白さが分かって、
はまってしまいます。
この「天国と地獄」でも、トムが天へのエスカレーターに乗って、床にのびた自分の体を振り返る時の表情は必見です。
映画の中の万年筆その5
クローズドノート
「クローズドノート」
2007年公開された万年筆が登場する作品です。
ストーリーの良否はさておき、
趣味の文具箱でも特集ページがありましたので、
万年筆好きで知らない人はいないはず・・・。
主人公、香恵が、父からの大学入学祝い「ドルチェビータ ミニ」を買ってもらうシーンがすっかりカットされていたのが残念です。
代わりに変な猫の絵を描いてましたね。
一番笑えて為になる、「試し書き」のシーン。原作の方でお楽しみ下さい。
試し書きの時、自分なりの気の利いた言葉を見つけたくなります。
映画の中の万年筆その4
犬神家の一族 2006年版
「那須ホテルの万年筆」
これは、「犬神家の一族」のワンシーン。
冒頭、金田一耕介が泊まる旅館で宿帳に記帳する場面があります。
(この旅館の名前が那須ホテル。主人役は三谷幸喜。)
そこで、
金田一が万年筆を使って書いてます。
「カリカリ」となんともいえない音させて。
でも、
自分の部屋で推理している時は、筆を使っていましたね。
映画の中の万年筆その3
エニグマ
エニグマ?
第二次世界大戦下、ドイツ軍の暗号機の名前が"エニグマ"といます。
舞台は、イギリスの暗号解読センター。
主人公の天才数学者ジェリコが攻略したエニグマ。
ところが、
ようやく解読に成功したエニグマの暗号コードが突然変更され、連合軍は窮地に立たされます。
元カノ(クレア)の謎の失踪と消失したファイルの中身は?
暗号コードの解読とクレアの謎の解明とが平行して進んでいきます。
さてさて、
万年筆の登場は、クライマックスシーン。
新しい暗号のヒントを、兵士の命を犠牲にして集めている時、
同時に、
クレア失踪の謎に迫ろうとしているへスター(クレアのルームメイトでこの映画のヒロイン)が、万年筆を使っています。
一つの道具として登場しています。
主人公のジェリコは結局鉛筆を使っていたかな?
最後のシーンで
背広の襟につけた懐中時計(こんな、付け方もあるのか!!)が新鮮でした。
原作はロバート・ハリスの小説『暗号機エニグマへの挑戦』
映画の中の万年筆その2
ALWAYS 三丁目の夕日
万年筆がいい味出してます。
しかも長時間画面に登場します。
売れない作家(だから、駄菓子屋やってます)の茶川の所に、親に見捨てられ
、たらい回しにされている少年、淳之介がやってきます。
作家・・・・という設定に、もしやっと思っていました。
すると、早くから万年筆は登場します。
といっても
書けなくて悩んでいるシーンに、登場するだけなのですが。
茶川が持っているのは、モンブラン?
天冠にホワイトスターが見えた気がするのですが。
暗く、笑わない淳之介の楽しみは、文章を書くこと。
友達とは、自作のSF小説を見せることで、打ち解けていきます。
茶川の万年筆にすごく、憧れていた淳之介は、
クリスマスのプレゼントに茶川から、万年筆をプレゼントされます。
「すごい <間> 万年筆だあ・・・」
箱を開けたときの淳之介の台詞。
いやあ、あの子役旨いなあ・・・。
これだけ、喜んでもらえたら贈った方もうれしいよ。
プレゼントされた万年筆、パイロットのスーパーに見えるけど?
どうなんでしょう。
さて、クライマックスでも、この万年筆は手に握られて
画面に登場することになります。
吉岡秀隆演じる茶川が、転ぶシーンがあるのですが、手に持った
万年筆が気になって気になって、そっちばかり見てました。(笑)
あかんって。
万年筆はペンケースに入れて、持ち運ばな!
映画の中の万年筆その1
WASABI
ストーリー紹介等では、まったく万年筆の事は取り上げられていない。
見てみないと、出てくる事さえ分からない。
結構、重要な小道具として使われていると、思うんですが。
ジャン・レノ演じるユベールが、かつて心から愛した女性、ミコから託された万年筆・・。
(詳しい話は映画を見て頂くとして。)
20年使ったこのペンをラストで、娘(広末涼子)に譲ります。
万年筆の魅力の一つですね。
代々受け継いでいく。
この映画に出てくる万年筆、どうやらモンブランのようです。
ホワイトスターが見えました。
モデルまでは私には分かりませんでした。146でしょうか?
黒のオーソドックス?なデザインなので、もしやカスタムや、プロフィットか?(ミコは日本人という設定)
まさか、長刀モデル!
なーんて、勝手に盛り上がってしまいました。
子供が生まれたら、その年の限定品を買って、時期がきたら渡すという計画
(いつの事になるやら・・・)はあるのですが、
自分が使ったペンを譲っていくというのも、いいなあ・・・。何代先までつづくやら。